祖父のお葬式にて

今から四半世紀前ほどの話にはなりますが、今でも鮮明に覚えている話があります。

当時、私は大好きだった母方の祖父が亡くなり、ショックで泣き崩れていました。

お通夜が終わり、お葬式の日の朝となり、まだまだ私は、現実を受け止める事が出来ず、ひたすら涙が枯れる位に、泣いていました。

式となり、変わらず暗い気持ちで、椅子に座っていた時、ある事がおきました。
誰かが、私の名前を呼ぶ声が聞こえたのです。隣に座る母も、同時期に顔をあげ、私の顔を不思議そうに見ました。

もちろん、誰もその場で声掛けする雰囲気では無いですし、式の最中なので絶対無い事かと思います。

が、しかし、私たち2人には聞こえるのでした。顔をあげて、反応してからも、何回も何回も、私の名前を呼ぶ声が聞こえたのです。

式が終わり、母は言いました。きっと祖父が心配して、天国に行きづらいんだよと。

私は子供ながらに、祖父を、この世に引き留めてしまった事に申し訳なさを感じ、その後は笑顔で、祖父を見送る事に気持ちを切り替えました。

泣き虫で気弱な私を、いつも心配してくれる心優しい祖父は、今も昔も変わりなく、きっと見守ってくれているはずと、神様の様に想っています。

私は幸せです。

今は、そんな祖父のことを思いながら今年の喪中はがきの郵便局での販売についてあれこれ調べてます。